B.ランガー定位置キープ 井戸木16位タイ
2014年3月16日(日)午前11:21
ベルンハルト・ランガー(独)が粘りのゴルフでトーナメントをリードする中、井戸木鴻樹もまずまずのポジションをキープした。
米チャンピオンズツアーの東芝クラシックは現地時間15日、カリフォルニア州のニューポートビーチCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独トップ発進のランガーは前半やや苦しんだものの、バックナインで3連続を含む4バーディを量産。5アンダー66をマークして通算13アンダーでポールポジション(=単独首位)をキープした。
だが油断は禁物だ。最終18番をイーグルで締めくくったケニー・ペリー(米)も6アンダー65の好スコアで応酬。ランガーに2打差の2位タイ(通算11アンダー)に浮上し、目下シニアナンバー1&ナンバー2の実力を誇る2人が最終日最終組で直接激突する願ってもない展開となった。
ペリーと同じ2位タイに盧建順(台)がつけ、通算10アンダー4位タイにフレッド・カプルス(米)、スコット・ダンラップ(米)、エステバン・トレド(メキシコ)ら。また、この日1イーグル、7バーディ、1ボギーの8アンダー63と爆発したピーター・シニア(豪)が通算9アンダーで初日の36位タイから8位タイにジャンプアップした。
日本勢唯一出場の井戸木は10位タイからスタートしたこの日、前半こそバーディとボギーが交互に来る出入りの激しいゴルフだったが、後半に入ると正確なショットを武器に5バーディ(1ボギー)を奪って3アンダー68をマーク。通算7アンダーは前日より6ランクダウンながら16位タイと、今季初のトップ10入りを狙えるポジションを確保している。