ツアー27勝目狙う片山が単独トップ! 松山は26位タイ
2013年9月19日(木)午後5:38
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国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントが19日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に開幕した。およそ半数の選手がアンダーパーを記録するバーディ合戦の様相を呈した第1ラウンドで、永久シードの片山晋呉が1イーグル、7バーディ、2ボギーの7アンダー65と爆発。2位タイの深堀圭一郎と小田孔明に1打差をつけ、トーナメントをリードした。
5アンダー67の4位タイにディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之、近藤共弘、野仲茂、李亨俊(韓)の4人が続き、宮里聖志が3アンダー69で回ってブレンダン・ジョーンズ(豪)、手嶋多一、川村昌弘らとともに15位タイ。ケガのため今季2戦目の出場となった丸山茂樹は1アンダー42位タイにつけたが、選手会長を務める池田勇太は3オーバー75と乱れ114位タイと大きく出遅れた。
前週のフジサンケイクラシックでは優勝した松山英樹に1打差の4位タイに入り、2008年三井住友VISA太平洋マスターズ以来となる白星まであと一歩に迫った片山。好調を維持して臨んだこの日は、2番でバーディを先行させると8番までに3バーディ(1ボギー)を奪取する。さらに9番パー5で渾身のイーグルをマークし、一気にリーダーボードの最上段に浮上。後半も勢いそのままに4バーディ(1ボギー)を奪い、ツアー通算27勝目に向けて最高のポジションを確保した。
一方、2戦連続Vがかかる松山は序盤(インスタート)から順調にバーディを重ねたものの、終盤の5番、7番で痛恨のボギー。結局2アンダー70とスコアを伸ばしきれず、片山に5打差の26位タイ発進となった。それでも今季3勝を飾って賞金ランキングを引っ張る怪物ルーキーだけに、2日目以降は必ず巻き返してくれるはずだ。