日本の三銃士は大苦戦 シニアデビューのV.シンは8位タイ
2013年9月21日(土)午前10:16
日本から出場している3選手はハワイ特有の芝と風に苦しみスタートダッシュはならなかった。
米チャンピオンズツアーのパシフィックリンクス・ハワイチャンピオンシップが現地時間20日、ハワイ州のカポレイGCを舞台に開幕。今大会には同ツアー通算9勝の青木功、シニアPGA選手権チャンピオンの井戸木鴻樹、そして芹沢信雄の3人が出場しているが初日は揃って出遅れ。71歳の青木は最終ホールで手痛いダブルボギーを叩いて4オーバー76(2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー)と崩れ70位タイに甘んじた。
また、日米を股にかけて戦う井戸木は2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75を叩き、64位タイと下位からのスタート。スポット参戦の芹澤も出だし直後の1番と3番でバーディを奪いながら、4番以降パーオンを阻まれ8ボギーを叩いて6オーバー78。出場81人中79位タイに沈んでいる。
上位陣は、4連続を含む9バーディ(1ボギー)を量産したマーク・ウィービー(米)が単独トップ発進。2打差の2位タイにマーク・カルカベッキア(米)とジョン・クック(米)がつけた。また、賞レースのトップを走るケニー・ペリー(米)はイーブンパー72の平凡なスコアで37位タイと出遅れたが、僅差でペリーを追いかけているベルンハルト・ランガー(独)は3アンダー69の8位タイとまずまずの滑り出しを切っている。
一方、今大会がシニアデビュー戦のビジェイ・シン(フィジー)はレギュラーツアー34勝の貫禄で4バーディ、1ボギーの3アンダー69にスコアをまとめ、ランガー、デビッド・フロスト(南ア)らと並び8位タイと優勝を狙えるポジションをがっちりとキープした。