V.シン、シニアデビュー戦でVチャンス! 日本勢低迷
2013年9月22日(日)午前10:25
シニアデビューを飾ったビジェイ・シン(フィジー)に優勝のチャンスが広がって来た。
米チャンピオンズツアーのパシフィックリンクス・ハワイチャンピオンシップは現地時間21日、ハワイ州のカポレイGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日8位タイの好位置につけていたシンがこの日のベストスコア6アンダー66をマークし、通算9アンダーで単独2位に浮上。ノーボギーの完璧なラウンドで単独トップのマーク・ウィービー(米)に2打差まで迫っている。
レギュラーツアー通算34勝を誇るシンは「チャンピオンズツアーは案外居心地が良いね。好プレーを期待されているのはプレッシャーだけれど、知った顔がたくさん居るしプレーしていて楽しい」とデビュー戦を満喫している様子。残り18ホールあれば首位との2打差は十分逆転可能。マスターズ1勝、全米プロゴルフ選手権2勝のメジャーチャンプの本領発揮なるか注目だ。
以下、通算8アンダー3位タイにコリー・ペイビン(米)とブライアン・ヘニンガー(米)が続き、現在賞金ランキング2位のベルンハルト・ランガー(独)が上がり5ホールで5つスコアを伸ばし、通算6アンダー7位タイに浮上している。対照的に同ランク1位のケニー・ペリー(米)は上がり3ホール連続ボギーで通算3オーバー58位タイに後退した。
日本勢は2バーディ、2ボギーのイーブンパー72にスコアをまとめた井戸木鴻樹が通算3オーバー58位タイにつけたのが最高。71歳になった青木功はバーディを3つ奪ったもののボギーを3つ、ダブルボギーを1つ叩いて2オーバー74。通算6オーバーで69位タイに低迷している。
国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントで優勝争いを演じている藤田寛之の師匠、芹澤信雄は2バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの6オーバー78。通算12オーバーで出場81人(うち1人が失格)中単独79位の下位に甘んじている。