川村ベストスコアで4位タイに食い込む! 谷は12位タイ
2014年3月17日(月)午前10:40
20歳の川村昌弘が最終日の猛チャージでトップ5に食い込んだ。
アジアンツアーのシーズン第2戦 ソレイル・オープンは現地時間16日、フィリピンのザ・カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日4オーバー75を叩いて35位タイに後退していた川村がこの日は一転、今大会のベストスコアタイとなるノーボギーの6アンダー65をマーク。通算4アンダーまでスコアを伸ばし4位タイで4日間の競技を締めくくった。
前日得意のショットが不発で大きく順位を下げた川村だったが、最終日は要所でチャンスを作り好調なパット(1ラウンド24パット)で3連続を含む6バーディを量産。先週行われた全英オープン(現地時間7月17?20日/英、ロイヤル・リバプールGC)アジア予選ではプレーオフまでコマを進めながらメジャー大会への切符を逃し悔しい思いをしたが、この日のチャージで少しは溜飲を下げることが出来たようだ。
一方、前日4位タイとアジア初Vを射程圏内にとらえた谷昭範だったが、最終日はバーディを1つも奪えず4オーバー75。通算1アンダーで開幕戦と同じ12位タイにとどまった。片岡大育も6オーバー77の乱調で通算6オーバー35位タイで終戦。中島徹は通算9オーバー50位タイに終わっている。
優勝はトップと4打差の4位タイからスタートし2アンダー69にスコアをまとめた韓国系カナダ人のリチャード・T・リーで通算7アンダー。1打差の単独2位にチャワリット・プラポール(タイ)が入り、2打差の単独3位にカルロス・ピゲム(スペイン)。
逃げ切りVが期待された地元一番人気のアンジェロ・キュー(フィリピン)は出だし直後の2番パー5でティーショットが3発連続OB。まさかの『12』を叩き11オーバー82の大誤算。通算2オーバー21位タイに大きく後退し地元のギャラリーからため息が漏れた。
尚、塚田好宣、太田直己、中西直人、平塚哲二の面々は決勝ラウンド進出を逃している。