タイガー22位タイ終戦も「満足いくシーズン!」
2013年9月23日(月)午前9:39
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タイガー・ウッズ(米)4年ぶり3度目の年間王者はならなかった。しかし本人は復活イヤーを「満足できるシーズンだった」と総括した。
米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権(ジョージア州、イースト・レイクGC)は現地時間22日、最終ラウンドの競技を終え、通算13アンダーで逃げ切りVを飾ったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が逆転で年間王者に輝き、1,000万ドル(約9億8,000万円)のビッグボーナスを獲得して幕を閉じた。
一方、最終18番パー3で新恋人のリンゼイ・ボンさん、長女サムちゃんと長男チャーリー君が見守る中、バーディ逃しのパーでホールアウトしたタイガーは最終日を3アンダー67(5バーディ、2ボギー)で締めくくり、通算イーブンパーの22位タイで4日間の戦いを終えた。
この結果、最終戦でステンソンに逆転を許し、フェデックスカップのポイントランキングは2位にとどまった。それでも本人は「内容的には噛み合なかったし、体調的にも良くなかった。思ったようなゴルフは出来なかったけれど、それでも最後まで踏ん張ってそれなりのスコアをマークすることが出来た」と納得の表情を浮かべた。
初日「73」、2日目「71」を叩いた時点で優勝争いからは脱落した格好だったが、3日目(69)、4日目とアンダーパーをマークして面目躍如。「今シーズンはもう少し安定したゴルフが出来れば良かったと思う試合もあったけれど、全体的にはとても満足している」と年間5勝を挙げて世界ランキング1位に返り咲き、賞金王に輝いた復活イヤーを振り返った。
現地時間27日に発表されるプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)も最有力。10月に開幕する2014年シーズンの目標はもちろん6年ぶりのメジャー勝利だ。