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事務所移籍のR.マキロイがマネジメント会社設立
2013年9月29日(日)午後0:17
今季未勝利のローリー・マキロイ(北アイルランド)が自らのマネジメント会社を設立した。
2013年を世界ランキング1位で迎えたマキロイだが現在6位まで後退。不本意なシーズンを過ごした彼が決断したのは地元ダブリン(北アイルランド)に拠点を置くマネジメント会社、ホライズン・スポーツ・マネジメント社との決別だった。
マキロイが2年弱所属していたホライズン・スポーツ・マネジメント社はナイキとの数百億円単位の契約を取り付けるなど、大々的に若きNo.1の売り出しに奔走してきた。ところが契約後、マキロイは絶不調に陥り、シーズン未勝利なだけでなく米男子ツアー最終戦(フェデックスカップポイントランキングトップ30のみが出場)進出を逃し、凋落ぶりを見せつけた。
どうやら大金絡みの契約が結果的にアダとなったようで、5月以降移籍の話題が度々報じられ、ここに来て正式に移籍が決定。本人が『ローリー・マキロイInc.』を設立し、父・ジェリーさんが取締役に就任した。
ホライズン・スポーツ・マネジメント社との間で複数年契約を締結していたこともあり、今後法律的な手続きを行わなければならず、新会社を設立した後も移籍問題が“スッキリ”と解決したわけではない。復活のためにもこれ以上のゴタゴタは避けたいところ。マキロイにはコースの外ではなく中で結果を出してもらいたい。