国内シニアツアーの今季公式戦初戦 日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップが10日、茨城県のサミットゴルフクラブを舞台に開幕。連覇を狙う室田淳を筆頭にいぶし銀のプレーヤーたちが激突する。

　58歳ながら今でもレギュラーツアーに時折出場、元気いっぱいの室田は今季もシニアツアーで1勝して現在賞金ランキング首位を快走しており優勝候補の筆頭だ。昨季大会では、最終日に猛追した飯合肇に一時は並ばれたが、これを振り切って国内シニア同一公式戦大会で3勝目を果たしている。

　ひざの手術後、現在リハビリ中の中嶋常幸は出場しないが、昨季賞金王の尾崎直道や現在賞金ランク2位の羽川豊、同3位の真板潔、倉本昌弘、尾崎健夫、高見和宏ら実力者たちがこぞって参戦。米チャンピオンズツアー9勝の青木功を始め、前週の日本グランドシニアオープンゴルフ選手権 ユニデンクラシックで優勝した吉村金八や高橋勝成といった60歳以上の面々もスキあらばビッグタイトルをさらおうとまだまだ元気に技を見せる。