片山、5年ぶりメジャーVへ首位タイ発進!
2013年10月17日(木)午後5:49
国内男子ツアーの今季公式戦第3戦 日本オープンゴルフ選手権競技は17日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。先日、5年ぶりとなるツアー通算27勝目を飾った地元・茨城県出身の片山晋呉が5アンダー66をマークして首位タイ発進を切った。
アウトスタートの片山は、4番でバーディを先行させると、7番でもバーディを奪い2アンダーでハーフターン。後半は11番バーディの後の12番でボギーを叩いたが、14、15番で連続バーディに成功すると最終18番もバーディで締めてリーダーボードの最上段を射止めた。同大会では2005、08年大会と2勝を飾っているが、08年以来公式戦Vからは遠ざかっている片山。5年ぶりとなる公式戦Vを飾って本当の意味での完全復活となるだろうか。
上位陣は、片山と並ぶ首位タイに甲斐慎太郎と金亨成(韓)、3アンダー68の4位タイに2003年大会チャンピオンの深堀圭一郎、宮本勝昌、薗田峻輔ら。2アンダー69の11位タイに小田孔明、小林正則、金庚泰(韓/2010年大会覇者)らがつけ、1アンダー70の19位タイにも2009年大会を制した小田龍一が名を連ねるなど、過去大会を彩った歴代王者が上位につけている。
ディフェンディング・チャンピオンの久保谷健一は、谷口徹(2004、07年大会覇者)、小平智、池田勇太、宮里優作らと並ぶイーブンパー71の27位タイ。前週のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Centralでツアー2勝目を挙げた藤本佳則は1オーバー72で回り、昨季賞金王の藤田寛之、川村昌弘らとともに38位タイで初日の競技を終えた。
一方で石川遼と共にワールドカップ日本代表に選ばれた谷原秀人は、1ダブルボギー、2ボギーの4オーバー75を叩き75位タイと苦しいスタート。2001年大会王者の手嶋多一、平塚哲二も谷原と並ぶ75位タイと出遅れている。