小田、メジャー初V王手! 「死ぬ気で勝ちに行く」
2013年10月19日(土)午後4:54
国内男子ツアーの今季公式戦第3戦 日本オープンゴルフ選手権競技は19日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。3位タイで予選ラウンドを突破した小田孔明が、スコアを4つ伸ばして通算9アンダーで今季2勝目に王手をかけた。
前日好位置につけた小田はこの日、1番でバーディ、直後の2番をボギーとする立ち上がり。その後2つバーディを奪い前半を折り返すと、後半も10番、13番、15番とバーディを重ねていく。16番で2つ目のボギーを叩くも、6バーディ、2ボギーの4アンダー67でホールアウトし、単独首位に躍り出た。「死ぬ気で勝ちに行きます」と最終ラウンドへの抱負を語った小田。後続に3打差をつけて、自身初のメジャータイトルを目指す。
通算6アンダー単独2位には、2アンダー69をマークした小林正則。小田と同じくこの日のベストスコア4アンダー67をマークしたスコット・ストレンジ(豪)が通算5アンダー単独3位に浮上し、地元・茨城県出身の片山晋呉、2010年大会覇者の金庚泰(韓)、星野英正が通算4アンダー4位タイで続いている。
その他主な選手は、前日単独首位に立った野仲茂が、ノーバーディ、4ボギーとスコアを4つ落とし、矢野東、宮本勝昌、薗田峻輔、金亨成(韓)と並ぶ通算3アンダー7位タイに後退。選手会長の池田勇太は、前日の31位タイから通算1オーバー22位タイに順位を上げた。
また、2004、07年大会覇者の谷口徹は通算6オーバー44位タイ、ディフェンディング・チャンピオンの久保谷健一は通算13オーバー62位タイの下位に沈んでいる。