国内男子
池田、首位陥落も1差2位タイ S・K・ホがV王手
2013年11月2日(土)午後4:47
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2日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部を舞台に開催されている国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントの第3ラウンドが行われ、トップと1打差の2位タイからスタートしたS・K・ホ(韓)が最終ホールにタップインバーディを奪い、3アンダー68でフィニッシュ。通算12アンダーとして単独トップに立ち、今季初優勝に王手をかけた。
初日から首位を走った池田勇太は、1アンダー70で回って藤本佳則と並び通算11アンダー2位タイと一歩後退。深堀圭一郎が通算9アンダー単独4位、10月のコカ・コーラ東海クラシックで2008年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来、5年ぶりの優勝を挙げた片山晋呉が通算7アンダー7位タイと優勝射程圏内をキープしている。
背筋痛の影響もあり今季未勝利で賞金ランキング42位と低迷している池田は、前半の4番から3連続バーディを奪って一時後続を突き放したが、後半に3ボギー(1バーディ)を喫して失速。最終ホールもバーディパットがカップをかすめ、S・K・ホを捉えることができず、2位タイに甘んじた。
それでも首位とはまだ1打差。この試合を含め残り6試合となったシーズンを有終の美で締めくくるべく必死にプレーを続けている。最終日はツアー通算10勝をマークした本来の実力を発揮し、逆転で2012年のキヤノンオープン以来、およそ1年ぶりの復活勝利を目指したい。