キムが3戦続けて単独トップで最終日へ 吉田、申が1打差で追う
2016年3月26日(土)午後4:58
国内女子ツアーの今季第4戦目、アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIが26日、宮崎県のUMKカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日首位タイのキム・ハヌル(韓)が単独トップに立ち、1打差2位タイに吉田弓美子、申ジエ(韓)が続いた。
初日の「67」で申と首位を分け合ったキムは、前半6番でボギー先行も、続く7番から連続バーディを奪って1アンダーで折り返す。後半は出だしのボギーを14番バーディで取り返したあと、バンカーにつかまった16番でイーブンパーに後退。それでも、最終18番パー5をバーディで締め、3週続けて最終日を単独首位で迎えることとなった。「今度こそは」と意気込む今大会でツアー2勝目を挙げ、3度目の正直となるだろうか。
2打差4位タイからスタートした吉田は、前半を3バーディ、1ボギーで折り返すと、バックナインはスコアカード通りのプレーでホールアウト。昨年5月以来のツアー6勝目へ好位置を確保した。申は前後半ともに伸ばせずイーブンパーの足踏み。最終18番のボギーで単独首位から後退してのホールアウトとなった。
通算4アンダーの単独4位は全美貞(韓)。初日に7番でエースを達成した菊地絵理香は、この日4つ伸ばして通算3アンダーとし、ツアー初勝利を目指す20歳、堀琴音と5位タイに並んだ。堀は3連続を含む計5バーディで一時首位に並ぶも、16番のダブルボギーで後退。2013年大会で初優勝を果たした姉、奈津佳に続くべく最終日は猛チャージをかけたい。
そのほか、昨季覇者の笠りつ子は通算2アンダー7位タイ。アン・ソンジュ(韓)、馬場ゆかり、茂木宏美、森田遥らが通算1アンダー10位タイに並び、開幕戦を制したテレサ・ルー(台)、前日3位の渡邉彩香、柏原明日架、成田美寿々、アマチュアの勝みなみ(鹿児島高2年)らが通算イーブンパー18位タイとなった。アマチュア勢では勝が唯一の予選通過者となっている。