タイガー&P.ミケルソン抜きでも盛り上がるマスターズ
2014年4月13日(日)午前10:50
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腰の手術によりタイガー・ウッズ(米)が欠場、フィル・ミケルソン(米)が予選落ちと主役を欠いたゴルフの祭典だが、最終日はさまざまな記録達成の期待感が高まっている。
今年で第78回を迎えた今季メジャー初戦のマスターズ(ジョージア州オーガスタナショナルGC)は現地時間12日に第3ラウンドの競技を終了。3日目を終え大会史上最年少チャンピオンの可能性が出てきたのは20歳のジョーダン・スピース(米)。もし勝てば1997年にタイガーが記録した21歳3か月14日の記録を抜き歴史にその名を刻むことになる。
また2打差の5位タイにつけるミゲール・A・ヒメネス(スペイン)にはメジャー最年長V(これまでの記録は1968年全米プロゴルフ選手権でジュリアス・ボロスが記録した48歳4か月18日)の可能性が。これまでマスターズの最年長V記録は1986年に46歳2か月23日で勝利を収めたジャック・ニクラウス(米)が保持しており、50歳のヒメネスがこれを破ればやはり歴史的快挙。
この日はゲーリー・ウッドランド(米)が難易度が高いフロントナイン(前半)で2009年大会の最終ラウンドにミケルソンがマークして以来のハーフ6アンダー30の最少ストロークタイ記録を叩き出すシーンも見られ、最終日も記録ラッシュの予感が漂っている。
ちなみにマスターズ18ホールのベストスコアはグレッグ・ノーマン(豪/1996年第1ラウンド)とニック・プライス(ジンバブエ/1986年第3ラウンド)がマークした9アンダー63。果たしてこのスコアに迫る選手は現れるのか? トップから5打差以内に15人がひしめく混戦を制すのは果たして誰だ…?