タイガー・ウッズ（米）が、マスターズ（現地時間4月10?13日／ジョージア州オーガスタナショナルGC）に向けてまだ万全の状態ではないことを告白した。

　タイガーは4連覇も含めて過去8勝と得意コースのベイヒルC＆ロッジ（フロリダ州）が舞台で、例年マスターズ前最後の実戦の場としている前週のアーノルド・パーマー招待を腰痛のために欠場。患部の治り具合が心配される中、現地時間24日に行われたツアー競技の新スポンサー発表会見で苦しい現状を打ち明けた。

「（腰痛は）治療しているが、まだフラストレーションのたまる状態。正直言ってオーガスタに向けて（話をするの）はまだ早すぎる」とアマチュア時代から19年連続で出場しているマスターズについて言葉を濁したタイガー。欠場したアーノルド・パーマー招待では、アダム・スコット（豪）が最終日に自滅して優勝を逃したが、もしスコットが勝っていれば世界ランキングNo.1の座を譲り渡さなければならないピンチでもあった。

　果たして大一番までに間に合わせることは出来るだろうか。