米チャンピオンズツアーは現地時間4日、今季一番活躍した選手に贈られるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを発表。コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権、全米シニアオープンとメジャーで連勝し、ポイント制のチャールズ・シュワブカップのタイトルを手にしたケニー・ペリー（米）が選出された。

　同賞にはペリーを筆頭に、ベルンハルト・ランガー(独）、ロッコ・メディエート（米）、エステバン・トレド（メキシコ）、マーク・ウィービー（米）、デビッド・フロスト（南ア）、ラス・コクラン（米）、マイケル・アレン（米）の8人がノミネートされ、ツアーメンバーが投票して決定される。

　賞金王とのダブルタイトルを狙ったペリーは約20万ドル（2,000万円）差でランガーに及ばなかったが、シーズン通しての活躍が認められた。「チャンピオンズツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーになれるなんて嬉しいよ。僕は調子が良かったけれど、ベルンハルト（ランガー）もすごく良かったから、投票結果が発表されるまで本当にどうなるかわからなかった。でも選ばれてこれをもらえたことを誇りに思う。シーズンを通して前向きに頑張り、結果を出したことへの最高のご褒美」と笑顔を弾けさせた。

　5月のシニアPGA選手権では、伏兵の井戸木鴻樹にまさかの逆転負けを喫したペリーだったが、この悔しさを糧に続く2つのメジャーを制覇。最高のシーズンを終えて、気分良くクリスマスを迎えることになった。