小田が賞金トップ奪還へ首位を死守! 藤田が11位タイに浮上
2014年10月25日(土)午後4:58
国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントは25日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日単独トップに浮上した小田孔明が、2アンダー69のラウンドで通算スコアを12アンダーとし、首位の座を守った。
アウトスタートの5番で3パットのボギーを叩くなど前半はやや精彩を欠いたが、9番でバーディを奪うと後半は2バーディ、ノーボギーと安定感を見せて前日のポジションをキープ。賞金ランキング2位の小田は今大会Vとなれば文句なしのトップ返り咲きとなるが、果たして。
しかし現在賞金トップの藤田寛之も簡単にその座を譲る気はない。この日は出だし3ホール連続バーディに成功すると、その後も3つスコアを伸ばしてこの日のベストスコア(タイ)となる6アンダー65を記録。通算7アンダーで前日の36位タイから一気に11位タイに浮上した。
現状で5打離れている2人だが、もし小田が再び伸び悩み、藤田がこのまま調子をキープすることが出来れば逆転も十分あり得る。小田が初の賞金王に気迫のプレーを見せるか、はたまた藤田が粘りを見せてトップを守るのか? 最終日は賞金ランク“ワンツー”の熱いバーディ合戦に期待したい。
上位は通算9アンダー単独2位に矢野東、通算8アンダー3位タイにこちらも賞金トップ浮上を狙う同ランクNo.3の岩田寛、薗田峻輔、片岡大育ら8人。藤田と同じ11位タイには竹谷佳孝、宮本勝昌、谷原秀人、プラヤド・マークセン(タイ)などが並ぶ展開。
一方、大会ホストの池田勇太は前日カットラインぎりぎりの56位タイで予選突破は果たしたものの、ムービングデーで3つスコアを落とし通算4オーバー64位タイに後退した。尚、招待選手のブラント・スネデカー(米)は、9ホール終了時点で体調不良のため無念の途中棄権となっている。