昨年トーナメントレコードに2打差と迫る通算31アンダーで優勝を飾っているケニー・ペリー＆ショーン・オヘア（ともに米）の22歳差コンビが絶好の滑り出しを切った。

　ゴルフ界のカリスマ、グレッグ・ノーマン（豪）がホストを務め、トッププレーヤー24人が集結して2人1組で激突するフランクリン・テンプルトン・シュートアウトが現地時間13日、フロリダ州のチバロンGCを舞台に開幕した。

　2人がそれぞれティーショットを打ち、良かった方のボールを選択。選択されなかった方のプレーヤーが2打目を打ち交互にプレーする変則オルタネート方式を採用した第1ラウンドで連覇を狙うペリー＆オヘア組が8アンダーをマークして、ハリス・イングリッシュ＆マット・クーチャー（ともに米）組、チャールズ・ハウエルIII＆ジャスティン・レナード（ともに米）組とともに初日のトーナメントをリードした。

　オフシーズン恒例のビッグイベントで、ディフェンディング・チャンピオン53歳のペリーと31歳のオヘアコンビは息が合ったプレーを披露。チームワークがものをいう変則オルタネート方式で早くもポールポジションをゲットした。

　3打差の単独4位にレティーフ・グーセン（南ア）＆フレデリック・ヤコブソン（スウェーデン）組が続き、4打差の5位タイにジェイソン・ダフナー＆ダスティン・ジョンソン（ともに米）組とクリス・ディマルコ＆ビリー・ホースヘル（ともに米）のフロリダ大先輩・後輩コンビがつけている。

　大会ホストのノーマンは今回ツアー2勝のジョナス・ブリクスト（スウェーデン）とコンビを組んでいるが、初日はイーブンパーで出場12組中10位タイからのスタート。人気ペア、イアン・ポルター＆リー・ウェストウッド（ともに英）は2アンダー単独8位とやや出遅れている。

　尚、第2ラウンドは、2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアがチームのスコアとなるベターボール形式。最終ラウンドは、2人がティーショットを打ち、良い方のボールを採用。そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進むスクランブル方式となっている。