申が大会史上初連覇! 鈴木はツアー2勝目ならず…
2015年6月21日(日)午後6:03
国内女子ツアーのニチレイレディスは21日、今年開場50周年の千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースを舞台に、最終ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンの申ジエ(韓)が、同大会史上初の連覇を成し遂げた。
トップと3打差の3位タイから出た申は、2番から連続バーディを奪うなど幸先の良いスタートを切った。前半をノーボギーの3アンダーで折り返すと、さらに後半は2つスコアを伸ばし、5バーディ、ノーボギーの5アンダー67でラウンド。通算11アンダーで今季2勝目(ツアー11勝目)を挙げた。
一方、単独首位からスタートした李知姫(韓)は、前半に2つバーディを奪うも、後半にスコアを落とし、2バーディ、1ボギーの1アンダー71。通算10アンダー単独2位と、今季2勝目には一歩及ばなかった。また、先日の全米女子オープン(現地時間7月9日?12日/ペンシルバニア州ランカスターCC)のセクショナル・クオリファイング(最終予選)をトップ通過した鈴木愛は、出だしの1番でバーディを奪取。さらに3番からの5ホールで3つのバーディをマークするなど、前半を3アンダーで折り返す。しかし後半はスコアを1つ伸ばすに留まり、3アンダー69でホールアウトした。通算9アンダーでツアー通算2勝目を逃し、昨季賞金女王のアン・ソンジュ(韓)らと同じ3位タイで大会を終えている。
ツアー初勝利を期待されていた松森彩夏は、7番でこの日初めてのバーディを奪うも、13番でボギーを喫する。その後はスコアを伸ばせず、1バーディ、2ボギーの1オーバー73で回り、通算5アンダー7位タイ。2日目まではトップに3打差と健闘していただけに、悔しい結果となった。
その他上位は、通算7アンダー単独6位に7バーディ(ノーボギー)をマークしたテレサ・ルー(台)、通算4アンダー9位タイには笠りつ子、若林舞衣子、ジャン・ウンビ(韓)、葭葉ルミが並んでいる。
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