タイガーのメジャー15勝目はいつ…?
2013年12月28日(土)午前11:27
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タイガー・ウッズ(米)にとって2013年は米男子ツアーで5勝を挙げプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)に輝くなど、完全復活を果たした1年となった。
私生活では五輪アルペンスキーの金メダリスト、リンゼイ・ボンさんとの交際も順調。公私ともに充実した日々を過ごしているように見える。
しかし2008年の全米オープン以降メジャー勝利から遠ざかっていることは、指先に刺さった小さな棘のように常に彼の神経を逆なでしているに違いない。なにしろプロになった頃から、タイガーの究極の目標はジャック・ニクラウス(米)が持つメジャー通算18勝の歴代最多勝利記録を抜くことだったのだから。
メジャー未勝利に終わったここ5シーズンを振り返ると、マスターズでは5大会中4大会でトップ10入り(4位タイが3回と6位タイが1回)。全米オープンは2009年に6位タイ、2010年に4位タイに入ってから不振が続いているが、全英オープンは2012年3位タイ、2013年6位タイと惜しい試合が続いている。全米プロゴルフ選手権に関していえば2009年に単独2位に入って以降トップ10入りを逃す状況。
5シーズン全20メジャーで6位(タイ)以内が9試合もあるのだから並のゴルファーなら絶賛されて然るべき。しかし常勝を義務づけられているタイガーにとっては勝たなければ意味がない。2014年は14勝で足踏みしているメジャーの勝利数が更新されるシーンが見たいものだ。