元世界ランクNo.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）が現地時間1日、女子テニスの元世界ランクNo.1カロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）との婚約を発表した。

　公表はウォズニアッキが出場予定のApia国際シドニー（現地時間5?11日／オーストラリア、シドニー・オリンピックパーク・テニスセンター）のために滞在していたシドニーからだった。元旦に2人揃ってツイッターで明かした。

　まずウォズニアッキが「みなさん、明けましておめでとうございます！　ローリー（マキロイ）と私は花火（bang）で2014年を始めます！　私『イエス』と言ったんです」とツイート。その数分後にマキロイが「みなさん、あけましておめでとうございます。今年は素晴らしい年になりそうな気がしています。2014年最初の勝利をしたからね」と元気いっぱいに挨拶したのだ。

　マキロイが全米オープンでメジャー初優勝を飾った直後の2011年夏に付き合い始めた2人は、破局説などものともせずにオープンな関係を続けてきた。お互いに試合の応援に行くのはもちろんのこと、マキロイがテニスのエキシビションマッチに飛び入り参加したこともあるほどだ。

　また、2013年から用具契約をナイキに一新したマキロイは、結果がなかなか出せず一部では叩かれたが「そんなこと気にしていない」と言い続けてきた。その背後には同じトップアスリートとしての気持ちを理解できるウォズニアッキの支えがあったに違いない。

　先月のオーストラリアン・オープンで復活優勝を挙げて復調の兆しを見せているマキロイ。2014年は婚約者の後押しで再びメジャータイトル獲得と世界ランクNo.1奪還に挑戦する。