松村、上がり3連続バーディでアジアシリーズ日本勢初制覇!
2014年3月30日(日)午後8:37
松村道央が『ジャパンゴルフツアーアジアシリーズ』で日本勢初制覇を果たした。
ワンアジアツアーと共催で行われている国内男子 ツアー今季開幕戦、インドネシアPGA選手権は現地時間30日、インドネシアのダマイ・インダG ブミセルフォン・ダマイCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。途中雷雲にため3時間弱の中断を挟み選手たちにとっては難しい展開となったが、再開後にバー ディラッシュを見せた松村が通算21アンダーまでスコアを伸ばし逆転で同シリーズ日本勢初Vを飾った。
首位と1打差の2位タイから出た 松村は、この日スタートホールの1番でボギーを叩く苦しい立ち上がり。直後の2番でバーディを奪い返したが、6番パー4を痛恨のダブルボギーを叩いて優勝 戦線から一歩後退する。9番を終了してトップと5打差の6位タイ。ここで雷雲の出現により約3時間の中断を挟むわけだが、結果的にはこれが松村にとってプ ラスに働いた。
後半は11番でバーディを先行させると13番、14番で連続バーディ。さらに16番、17番でもバーディを重ねてついに首位を捉えると、最終18番パー5でこの日7つ目のバーディを奪って大逆転で栄冠を手にした。
尚、昨季から始まった同シリーズは、これまでプラヤド・マークセン(タイ/13年タイランドオープン)、崔虎星(韓/13年インドネシアPGA選手権)と外国勢が制しており(14年タイランドオープンは政情不安のため開催延期)、日本勢の優勝はなかった。
その上位陣は、通算20アンダー2位タイに1イーグル、10バーディ、2ボギーの10アンダー62の猛攻を見せたライン・ギブソン(豪)と元アジアンツ アー賞金王のシュビック・パグンサン(フィリピン)。日本勢は通算16アンダー6位タイに岩田寛、通算15アンダー8位タイに白佳和、通算13アンダー 17位タイに河野祐輝、上井邦裕、川村昌弘、武藤俊憲が入っている。
≪インドネシアPGAチャンピオンシップ放送予定≫
http://www.golfnetwork.co.jp/original/indonesia2014/