タイガー順調な回復ぶり アプローチ練習再開!
2014年4月26日(土)午前10:21
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去る現地時間3月31日に椎間板切除手術を受けメジャー初戦マスターズを欠場していたタイガー・ウッズ(米)が、軽いアプローチ練習を再開したというニュースが飛び込んで来た。
タイガーの代理人であるマーク・スタインバーグ氏によると「回復は順調。日々、少しずつ良くなっている。軽いアプローチやパット練習を再開しており、主治医やトレーナーも予定通りの回復ぶりと喜んでいる」。術後3週間の経過は良好。復帰戦がいつになるかはまだ未定だが、「夏には普通にゴルフが出来る状態に戻れると思う」とスタインバーグ氏は言う。
タイガーは3月初旬に行われたWGC-キャデラック選手権に出場したのを最後に腰の故障を理由に試合を欠場。連覇がかかったアーノルド・パーマー招待をはじめ、アマチュア時代から19年連続で出場していたマスターズの出場も断念した。
シーズン開幕から不本意なプレーが続き「キャリアワーストシーズン」と騒がれたが、それもこれも腰痛が彼を苦しませていたから。長く世界のトップに君臨しているタイガーも38歳。酷使した肉体はあちこちが悲鳴を上げており、スタインバーグ氏によると今回本人は「長期戦」の構えだと言う。目先の試合を考えるのではなく、長い目で見て体調と相談し復帰戦を決めるつもりだ。
タイガー不在の米男子ツアーでは若手の台頭が目立っているが、現時点で世界ランク1位の座はキープしている。“ベテラン”タイガーが再び不死鳥のように甦る日を楽しみに待ちたい。