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海外男子

タイガー出遅れ! 3人が首位並走

2010年6月18日(金)午後2:06

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 難コース、ペブルビーチGLを舞台にした今季メジャー第2戦全米オープン第1ラウンド(現地時間17日、カリフォルニア州)は、1ストローク差に9人がひしめく想像以上の大混戦となった。

 タイガー・ウッズ(米)の復活優勝か、フィル・ミケルソン(米)が悲願の大会初優勝か。はたまた絶好調のリー・ウェストウッド(英)が初のメジャータイトルを取るのか。そんな前評判で幕を開けたメジャー第2戦だったが、強風が吹き荒れるなどコンディションは想像以上に難しく、選手達は悪戦苦闘。あちこちから大きな溜息が聞こえた。

 そんな中、2アンダー69でプレーしたショーン・ミキール(米)、ポール・ケイシー(英)、ブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)の3人が首位を並走。1打差4位タイで石川遼、マイク・ウィアー(カナダ)、イアン・ポルター(英)ら6人が追走する展開となった。

 優勝すれば文句なしで世界ランクNo.1となるはずのミケルソンはパットが入らず、4オーバー75で66位タイと出遅れ。スキャンダルによるブランクの後、いいところをなかなか見せられずにいるタイガーも、3オーバー74。メジャー初優勝を狙うウェストウッドと並ぶ47位タイと出遅れている。

 トーナメントリーダーの一人であるミキールは、最終18番で9メートルの長いバーディパットをねじ込んでの首位に「あれはボーナス。でも、今日は自分をすごくよくコントロールできた」と、満面の笑みを浮かべた。対するケイシーは、18番できっちりとバーディチャンスに寄せて2アンダー。大会初出場のヨングは「プロアマで3回プレーしているけど、最初に来た時からここは大好きな場所」と、全米屈指の難コースも問題にしていない様子だった。

 なお、他の日本勢は、藤田寛之が1オーバー72で14位タイ、谷口徹が2オーバー73で29位タイ、矢野東が3オーバー74で47位タイで踏ん張っている。しかし、横尾要は5オーバー76で90位タイ、6オーバー77を叩いた池田勇太は105位タイで第1ラウンドを終えている。

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