海外男子
“ネイションワイドツアーのタイガー”ことM.シム
2010年1月4日(月)午前11:59
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今年活躍が期待されるプレーヤーのひとりにマイケル・シム(豪)が居る。
昨年PGAツアーの下部組織、ネイションワイドツアーで年間3勝を挙げ、メジャーツアー昇格を果たしたシムは年末の世界ランクで50位以内に入り、すでにマスターズへの出場権を射止めている。まだ無名だがアメリカでは将来を嘱望されている25歳なのである。
スコットランドのアバディーンで生まれ、オーストラリアに移住したシムはトップアマとして数々のトーナメントで優勝を飾った後、21歳でプロに転向。06年にはネイションワイドツアーに参戦し、賞金ランク19位に入り、PGAツアーヘの昇格を果たしている。しかし翌年は腰痛に悩まされ賞金ランク169位に沈みシード権を失った。その後しばらく低迷が続いたが、昨年ネイションワイドツアーで3勝を含むトップ10入り9回と大躍進。同ツアーの獲得賞金過去最高となる64万ドル強(約6,000万円)を稼いで、今年は2度目のメジャーツアー挑戦の権利を掴んだ。
また母国でも09年はアダム・スコットやジェフ・オギルビーら、大物を退けオーストラリアツアーの賞金王に輝くなど、知る人ぞ知る存在なのである。
昨年の彼を一緒に戦った同僚たちは「タイガーのようだ」と評した。実際シムはタイガー・ウッズ(米)と全米オープンの最終日に同組で回り、18位タイに入っている(タイガーは6位タイ)。落ち着き払って勝利をものにする姿はまるで世界No.1プレーヤーのよう。本家タイガーはツアーから無期限欠場を表明しているが、“ネイションワイドツアーのタイガー”ことシムが、寅年の今年大暴れしそうな予感が漂っている。
昨年PGAツアーの下部組織、ネイションワイドツアーで年間3勝を挙げ、メジャーツアー昇格を果たしたシムは年末の世界ランクで50位以内に入り、すでにマスターズへの出場権を射止めている。まだ無名だがアメリカでは将来を嘱望されている25歳なのである。
スコットランドのアバディーンで生まれ、オーストラリアに移住したシムはトップアマとして数々のトーナメントで優勝を飾った後、21歳でプロに転向。06年にはネイションワイドツアーに参戦し、賞金ランク19位に入り、PGAツアーヘの昇格を果たしている。しかし翌年は腰痛に悩まされ賞金ランク169位に沈みシード権を失った。その後しばらく低迷が続いたが、昨年ネイションワイドツアーで3勝を含むトップ10入り9回と大躍進。同ツアーの獲得賞金過去最高となる64万ドル強(約6,000万円)を稼いで、今年は2度目のメジャーツアー挑戦の権利を掴んだ。
また母国でも09年はアダム・スコットやジェフ・オギルビーら、大物を退けオーストラリアツアーの賞金王に輝くなど、知る人ぞ知る存在なのである。
昨年の彼を一緒に戦った同僚たちは「タイガーのようだ」と評した。実際シムはタイガー・ウッズ(米)と全米オープンの最終日に同組で回り、18位タイに入っている(タイガーは6位タイ)。落ち着き払って勝利をものにする姿はまるで世界No.1プレーヤーのよう。本家タイガーはツアーから無期限欠場を表明しているが、“ネイションワイドツアーのタイガー”ことシムが、寅年の今年大暴れしそうな予感が漂っている。