R.マキロイ単独首位守る タイガーはズルズル後退
2014年2月1日(土)午前10:50
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ノーボギーの『63』と爆発した初日ほどの勢いはなかったが、世界No.1奪還を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)が依然としてトップの座をキープしている。
欧州ツアー中東シリーズ第3戦、オメガ・ドバイ・デザート・クラシック(UAE、エミレーツGC)は現地時間31日、第2ラウンドの競技を終了。第25回記念大会で首位を快走するのは若きエース、マキロイだ。世界ランク6位のマキロイはこの日2アンダー70の平凡なスコアながら通算11アンダーとし単独首位の座を堅守した。
「今日はドライバーの調子が悪くてミスもあったけれど、全体的にゴルフの調子は良い。十分勝てる内容だと思っている」と、ツアー初V(2009年)を飾った思い出の大会での優勝に意欲を見せた。「自信は?」と問われると「もちろんある。リードしているわけだし、こういう状況から勝ったことは以前もあったからね。相性も良いしあと2日スコアを伸ばしてトロフィを掲げたい」と2年ぶりツアー通算6勝目に照準を合わせた。
上位陣は、この日7アンダー65をマークしたブルックス・コープカ(米)が1打差の単独2位にピタリ。昨季、欧米同時年間王者に輝いたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がこの日5つスコアを伸ばし、通算7アンダーで連覇を狙うスティーブン・ギャラハー(スコットランド)らと並ぶ6位タイに浮上している。
しかし世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米)は前週予選落ちの後遺症か2バーディ、3ボギーの1オーバー73とスコアを落とし、通算3アンダーで初日の10位タイから44位タイに後退。2週連続予選落ちは免れたものの、ファンにとってはいつになったらエンジンがかかるのか気になるところではある。