海外男子
タイガーの復帰は6月末!? 「夏には復帰する」
2014年5月6日(火)午後0:34
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タイガー・ウッズ(米)が順調なリハビリを続けていることと、夏にはトーナメントに復帰することを自らのウェブサイトで明かした。
腰痛のため3月のWGC-キャデラック選手権を最後に戦線離脱。手術に踏み切ったタイガーは、アマチュア時代から19年連続で出場していたマスターズを欠場するなど、術後の安静とリハビリの日々を送っている。
そんな中、現地時間5日にブログをアップデート。「何度も言っているように、夏の間のどこかで復帰する。でも、それがいつになるかは本当にわからないんだ。個人的にはクイックン・ローンズ・ナショナルが大切なんだけどね」とコメントした。
米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナル(6月26?29日/メリーランド州コングレッショナルCC)は、大会からのチャリティ金の支払先が、タイガーが主宰するタイガー・ウッズ・ファウンデーション(基金)とあって大事な大会だ。今季、新たにスポンサーがついたこともあり、可能ならば自分もプレーしたいところだろう。「プレーできてもできなくても、現地に行ってサポートする」と言い切っており、少なくともその週には、タイガーの姿が見られるのは間違いない。
また、「クイックン・ローンズ・ナショナルの後には、ザ・グリーンブライヤー・クラシック(7月3?6日/ウェストバージニア州ザ・オールド・ホワイトTPC)もあれば、全英オープン(7月17?20日/英国、ロイヤル・リバプールGC)もある。もちろん(その前には)全米オープン(6月12?15日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)もあるけど、それまでにはたった6週間しかない。だから早く良くなりたいって思うのはわかるだろう? フェデックスカップ・プレーオフシリーズにも出たいし、ライダーカップ(9月26?28日/スコットランド、グレンイーグルス)でもプレーしたい」と、試合への思いを明かしたタイガー。だが、まだフルスイングはしておらず、恋人で五輪選手でもあるリンゼイ・ボン(米)とともにリハビリに専念しているという。
誰もが待ち望むスーパースターのカムバックだが、タイガーももう38歳。無理をしては選手生命を縮めるだけなのは十分にわかっているはずだ。それだけに、復帰の時期にはひときわ慎重になっているようだ。