J.コルダ、首位タイ! 大会8勝のK.ウェブは出遅れ
2014年2月7日(金)午前11:22
絶好調のジェシカ・コルダ(米)が南半球でも大暴れの予感を漂わせている。
欧州&豪州女子ツアー共催のボルビックRACVレディスマスターズは現地時間6日、豪州のRACVロイヤルパインズリゾートを舞台に第1ラウンドの競技を行い、5アンダー68でプレーしたコルダとケイティ・バーネットの米国勢2人が首位を並走。昨季欧州女子ツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたリー・アン・ペース(南ア)を筆頭に、ステーシー・リー・ブレグマン(南ア)、ロリー・ケーン(カナダ)、バレンティナ・デレー(仏)、シャイアン・ウッズ(米)が1打差の3位タイから追走する展開となっている。
コルダは2週前の米女子ツアー開幕戦 ピュアシルク・バハマLPGAクラシックで、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステイシー・ルイス(米)やチェ・ナヨン(韓)、ポーラ・クリーマー(米)ら実力者を抑えてツアー2勝目を飾ったばかり。この日も10番から幸先よくバーディスタートすると、15番、17番、18番とバーディを重ねて4アンダーで折り返した。後半は4バーディ、3ボギーとスコアを伸ばしきれなかったものの、「ここはもの心つく前から来ている大好きな場所。みんな優しいし、いつもホームみたいに感じるから長い時間を過ごすの。こんなにきれいなところを好きにならないわけがないじゃない!」と満面の笑顔を見せた。豪州は2012年にISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンでツアー初白星を挙げた思い出の土地でもあり、このまま完全優勝へと突っ走るつもりでいる。
優勝すればサム・スニード(米)を抜き同一大会9勝の世界新記録を達成するカリー・ウェブ(豪)は、1オーバー74とふるわず59位タイと出遅れている。だが、地元一番人気のホール・オブ・フェイマー(世界ゴルフ殿堂入り選手)だけに巻き返しに期待がかかる。
なお、日本勢は出場していない。