M.アレン、ツアー新記録で奪首! 井戸木22位タイ発進
2014年2月8日(土)午前10:46
米チャンピオンズツアーの2014年フルフィールド初戦、アリアンツ選手権が現地時間7日、フロリダ州、オールドC at ブロークン・サウンドを舞台に開幕。日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は可もなく不可もない滑り出しを切った。
この日10番からスタートした井戸木は3バーディ、1ボギーの2アンダー34で前半を折り返すと、後半6番までに3つバーディを追加し上位争いに食い込むかと思われた。しかし上がり3ホールで2つボギーを叩いて3アンダー69。スタートダッシュならずディフェンディング・チャンピオンのロッコ・メディエート(米)らと並ぶ22位タイからのスタートとなった。
井戸木もパッティングはまずまず好調だったが、他のプレーヤーが霞むほどの好プレーを披露したのがマイケル・アレン(米)。10番からスタートすると前半に1イーグル、4バーディ、後半も6バーディを奪って12アンダー60と爆発。『60』は同ツアーの最少ストローク記録で単独トップに躍り出た。
「後半最後のパー5(6番)でバーディを獲れなかったときには爆発的スコアは諦めたけれど、最後のバーディで『60』をマークすることが出来た。調子が悪いときにパープレーで回るより、調子が良いときに『60』をマークする方がゴルフはずっとやさしく感じられる」とアレン。逆に言えば6番(パー5)がバーディなら夢の『59』が出ていたかもしれない。通算9アンダー単独2位につけるスコット・ダンラップ(米)に3打差、通算7アンダー3位タイのトム・レーマン(米)、盧建順(台)らに5ストロークの大差をつけ、アレンが本命に名乗りをあげた。
その他の注目選手は昨季のチャールズ・シュワブカップ王者ケニー・ペリー(米)が4アンダー68で13位タイにつけたが、賞金王ベルンハルト・ランガー(独)は2アンダー70の平凡なスコアで32位タイと出遅れている。