石川、3差4位タイ浮上! 松村と金亨成が首位並走
2014年5月2日(金)午後6:32
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国内男子ツアーの中日クラウンズは2日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位に6打差の6位タイからスタートした石川遼は2アンダー68で回って通算6アンダー4位タイに浮上した。初日10アンダー60をマークし単独トップ発進を切った松村道央は1つスコアを落とし金亨成(韓)に並ばれながら、通算9アンダーで首位の座をキープしている。
2010年以来の大会2勝目を狙う石川は序盤、バーディを奪えばボギーを叩く展開が続くも、9番、10番で連続バーディ。その後、12番をボギーとしたものの上がり3ホールで2つバーディ(1ボギー)を奪って2アンダー68。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、トップとの差を3ストロークに縮めて決勝ラウンドを迎えることとなった。
初日ロケットスタートを切ったディフェンディング・チャンピオンの松村は前日とは一転、スコアメイクに苦しんだ。出だしこそ連続バーディを奪い幸先の良い立ち上がりを見せたが、3番のボギーでつまずくと、13番から3ボギーを叩いて1オーバー71。第1ラウンドとは別人のようなゴルフでスコアを落としたが、貯金を生かしてなんとか首位タイで予選ラウンドを終えた。
その他上位陣は、首位タイの2人に1打差の単独3位でI・J・ジャン(韓)が追走。石川と並ぶ4位タイに近藤共弘、岩田寛がつけ、通算4アンダー7位タイに前週優勝戦線を賑わせた重永亜斗夢や谷口徹、今野康晴らが名を連ねた。このほか、小田孔明、藤本佳則が通算3アンダー13位タイ、谷原秀人が通算1アンダー21位タイ、現在賞金ランク首位の宮里優作が通算1オーバー36位タイで予選突破を果たした。
一方、大会最多の5勝を挙げている尾崎将司は48位タイからスタートするも4つスコアを落として、カットラインに2打届かず通算5オーバー69位タイで予選落ち。さらに、前週優勝の藤田寛之が通算6オーバー81位タイ、選手会長2年目の池田勇太が通算8オーバー87位タイ、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会長推薦枠で出場している大堀裕次郎が通算9オーバー91位タイで決勝ラウンドを逃している。