アジアンツアーQスクール 木下がトップ発進! 谷も上位につける
2015年1月21日(水)午後6:00
アジアンツアーのQスクール・ファイナルステージ(最終予選会)は現地時間21日、タイのインペリアル・レイクビューGC(IL)他1会場を舞台に第1ラウンドの競技を終了。この日、スプリングフィールドロイヤルCC(SR)をプレーした日本の23歳・木下稜介が、6アンダー65をマークして、4人が並ぶトップタイに食い込んだ。
ツアーこそ違えど、石川遼、松山英樹世代の若武者が、実力で海を渡ろうとしている。大会初日、出だしの10番でバーディ発進を切った木下は、その後12番、17番と着実にスコアを伸ばして3アンダーで折り返し。バックナインでもさらに3つバーディを重ねると、最後まで集中力を切らさぬまま、ノーボギーのラウンドを締めくくった。
香川西高時代に「全国高等学校ゴルフ選手権」で2位、大阪学院大では4年時に「トップアマゴルフトーナメント」&「朝日杯日本学生ゴルフ選手権」の2冠に。2013年末にプロ転向すると、国内ツアー最終予選会を3位で通過し、14年の出場権を獲得した。ツアー1年目の昨年は、ダンロップ・スリクソン福島オープンで2位タイに入っている。
今予選は4日間72ホール。まだまだ当確ランプまでは程遠いが、この日見せた安定感抜群のプレーをキープ出来れば、昨年の谷昭範に続くトップ合格の可能性も出てくる。近年は、日本人選手が多数参戦するなど、存在感を増しつつある同ツアー。国内を飛び出し、アジアに戦いの舞台を求める若武者の挑戦を応援したい。
また、前述の谷(IL)も、5アンダー67でラウンドして、トップ集団と1打差の5位タイにピタリ。その他の日本勢は、すし石垣(SR)が4アンダー67の13位タイ、海老根文博(SR)と高橋勝(SR)が3アンダー68の23位タイ、中里光之介(SR)が2アンダー69の36位タイ、橋爪光彦(IL/71)と富村真治(SR/70)が1アンダーの43位タイと、ここまでが40位タイにまで与えられるツアーカード獲得圏内だ。
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