K.トリプレットが首位タイ浮上 B.ランガー足踏み 井戸木は後退
2014年2月16日(日)午後0:16
絶対王者ベルンハルト・ランガー(独)が足踏みする中、カーク・トリプレット(米)がトップに並んだ。
米チャンピオンズツアーのシーズン第3戦、エースグループ・クラシックが現地時間15日、フロリダ州のツインイーグルスGCで第2ラウンドの競技を終了。ここ4大会で優勝2回、単独2位1回のディフェンディング・チャンピオン、ランガーは強風の難コンディションの中、4バーディ、2ボギーの2アンダー70とスコアを伸ばし切れず、トリプレットに並ばれ通算10アンダー首位タイで最終ラウンドを迎えることになった。
「彼は人間を超越した存在。こんなに毎週、優勝争いの緊張感に耐えられるなんて人間離れしている」と、トリプレットが首位に並びながらもランガーを讃えて白旗を挙げると、「トリプレットはショットもパットも上手い。手強い相手」とランガーも牽制した。
その他上位陣は、前週プレーオフに敗れ悲願のシニア初優勝に燃えるダフィ・ウォルドルフ(米)とオーリン・ブラウン(米)が1打差の3位タイに並び、コリン・モンゴメリー(スコットランド)とボブ・ツウェイ(米)ら強豪が通算7アンダー5位タイに控えている。最終日はランガーが得意大会で強さを見せて連覇できるかが注目だ。
また日本勢唯一出場の井戸木鴻樹はダブルボギーを2つ叩くなどして3オーバー75と崩れ、通算3オーバーで前日の45位タイから52位タイに後退している。