アジアンツアーQスクール 谷がトップ合格!
2014年2月16日(日)午前11:45
今季のアジアンツアー出場権をかけた戦いは谷昭範がトップで難関を突破し幕を閉じた。
同ツアーのQスクール・ファイナルステージ(最終予選会)は現地時間15日、タイのスプリングフィールドロイヤルCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日単独3位の好位置につけた谷は1アンダー70とスコアを伸ばし切れなかったが通算11アンダーでラム・チビン(シンガポール)と並びトップタイでホールアウト。
本来ならプレーオフで順位を確定させるところだが、上位40位以内に入れば出場権を確保出来るとあって「2歳の誕生日を迎える娘を祝ってやりたい」とラムがプレーオフの権利を放棄し慌ただしくコースを後に。谷が不戦勝で予選会1位通過の栄誉を勝ち取った。
「素晴らしい1週間でした。初日が悪かったので2日目以降スイングを変えて調子が上向きました。またアジアンツアーに戻って来られて嬉しい。インドでのツアー初戦が待ちきれません」と、谷はトップ合格に興奮気味だった。
その他の日本勢は太田直己が通算7アンダー13位タイ、久保谷健一と塚田好宣が通算5アンダー27位タイ、中西直人が通算4アンダー34位タイで今季のフル参戦権を獲得。一方、永野竜太郎(通算3アンダー41位タイ)、中里光之介(通算2アンダー46位タイ)、小泉洋人(通算1オーバー62位タイ)はトップ40入りを逃し残念ながらフル参戦権獲得はならなかった。
ちなみに今大会には日本勢28名がエントリーしたが決勝ラウンド進出を果たしたのは8人だけだった。