白が抜け出すも上位は大混戦! 藤本2位タイ、大堀は出遅れ
2014年5月22日(木)午後6:55
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技は22日、兵庫県の六甲カントリー倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を終了。ツアー初Vを狙う白佳和が最終ホールのバーディで(6アンダー66)一歩抜け出したが、1打差の2位タイに藤本佳則、片岡大育、平塚哲二、塚田好宣、呉阿順(中)の5人が並ぶ混戦模様となっている。
この日アウトから出た白は、1番、2番で幸先良く連続バーディ発進を切ると、後半も13番&14番、17番&18番と要所でバーディを重ねて単独首位に立った。これまでの最高位は2011年関西オープンの単独2位。昨季は残念ながらトップ10入りなしに終わったが、今季はシーズン開幕戦のインドネシアPGA選手権で日本勢3番手の8位タイに入るなど存在感を見せた。果たして第80回のメモリアル大会で念願のツアー初優勝となるだろうか。
しかし上位は、1打差の2位タイに昨季のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central以来の優勝を目指す藤本、日本とアジアをまたにかける片岡、平塚ら5人が並ぶなど首位から3ストローク以内に24人がひしめく大混戦となっている。今季インドネシアPGA選手権を制した松村道央は2アンダー70で回り、2011年関西オープン覇者のチョ・ミンギュ(韓)、ディフェンディング・チャンピオンのブラッド・ケネディ(豪)と並ぶ25位タイにつけている。
一方、昨季大会で予選ラウンドをトップで通過、3日目にスコアを崩したが(最終日は深夜から降り続いた雨の影響でコースコンディション不良のため競技中止)9位タイでベストアマを獲得した大堀裕次郎はノーバーディの3オーバー75を叩いて116位タイ。09年大会チャンピオンの藤田寛之、国内連勝を達成し覚醒した感のあった宮里優作も同順位にくすぶっており予選通過すら危うい状況となっている。