F.ファンク&J.スルーマン組逆転V! J.ニクラウス組は失速
2014年6月9日(月)午前9:41
2人1組のチーム戦で競う米チャンピオンズツアー、ビッグシーダーロッジ・レジェンズ・オブ・ゴルフは、フレッド・ファンク&ジェフ・スルーマン(ともに米)の逆転優勝で幕を閉じた。
帝王ジャック・ニクラウス(米)設計のパー54(すべてのホールがパー3)=ショートコース、トップ・オブ・ザ・ロックC(ミズーリ州)を舞台に現地時間8日、オルタネート&ベストボール方式半々のユニークなプレースタイルで最終ラウンドの競技を行った同大会は、単独2位からスタートしたファンク&スルーマン組がノーボギーの6アンダー48をマーク。通算20アンダーで逆転優勝を飾った。
前日トップのジェイ・ハース&ピーター・ヤコブセン(ともに米)組は前半ボギーがかさみ4アンダー50止まりで通算19アンダー。1打差の単独2位に甘んじた。以下、通算14アンダー単独3位にクレイグ・スタドラー&カーク・トリプレット(ともに米)組がつけたが、ベルンハルト・ランガー(独)&トム・レーマン(米)のコンビは通算11アンダー7位タイに終わっている。
今大会にはオーバー60が競うレジェンド部門も同時に開催されていたが、そちらは最終日9ホールのみのプレー。前週松山英樹が米ツアー初優勝を飾ったザ・メモリアル・トーナメントのホストを務めた二クラウスは“ビッグ3”時代から仲の良いゲーリー・プレーヤー(南ア)とコンビを組み、自ら設計したコースをプレーしたが最終日は1つしかスコアを伸ばせず、通算5アンダーは出場11組中、単独5位に終っている。