タイガー遂に戦線復帰! 次週米ツアーに参戦
2014年6月21日(土)午前9:27
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タイガー・ウッズ(米)が自身のフェイスブックで遂にツアー復帰を宣言した。
腰の手術を経てここ12週間、戦線離脱を余儀なくされていたタイガーが次週首都ワシントン郊外のコングレッショナルCCで行われる米男子ツアー、クイックン・ローンズ・ナショナルに参戦することを明らかにした。
「手厚い看護と加療により次週、復帰するメドがついた。フルショットを打てるようになったのはつい最近だけれど、次のステップに進むべきときが来たと判断した。万全ではないので自分のゴルフには期待出来ないけれど、競技の場に身を置きたいという心境になった。来るべきチャレンジに心躍らせている」とツアー復帰を前に自らの決断について説明したタイガー。
今季は序盤戦のWGC-キャデラック選手権3日目に66の好スコアで優勝戦線に浮上したが、最終日に78を叩いて自滅し25位タイに終わって以来欠場が続いており、メジャー初戦のマスターズに続き、2戦目の全米オープンも欠場。復帰時期が取り沙汰されていたが、かつて自身がホストを務め、現在も自らのファウンデーションが寄付先となっている同大会での復帰と相成った。
「手術を受ける前はベッドから起き上がるのも一苦労だった。この先、再びゴルフが出来るのかわからない時期もあった」と打ち明けたタイガー。WGC-ブリヂストン招待でツアー通算79勝を挙げたのは昨年8月のこと。38歳という年齢もあり、以来苦しい戦いが続いているが、重い腰を上げたカリスマが次週どんな戦いを見せてくれるのか? はたまた7月の全英オープン(現地時間7月17?20日/英ロイヤル・リバプールGC)には間に合うのか? タイガーの動向から目が離せない。