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タイガーカムバック! 全英切符の行方は?

2014年6月26日(木)午前10:46

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 タイガー・ウッズ(米)の新たなチャレンジが幕を開ける。

 現地時間3月31日に腰の手術を行い、メジャー2試合を含むおよそ3か月間ツアーから離れていたタイガーだが、収益が自らのファウンデーション(基金)に寄付される米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナル(26?29日/メリーランド州コングレッショナルCC)でカムバック。大会の公式会見でファンや関係者を前に、笑顔で登場した。

 ジワリジワリと復帰への準備を進めてきたタイガー。当初は全英オープン(7月17?20日/英国、ロイヤル・リバプールGC)での復帰が濃厚だったものの、それを3週間早めたのはファウンデーションと今大会の関係に他ならない。

「もし(クイックン・ローンズ・ナショナルが)自分の基金に関する大会でなかったら、おそらく出場しなかった」と今大会での復帰理由を口にしたタイガー。このカムバックが吉と出るか、凶と出るかは正直一つの賭けであると言える。

 予選ラウンドでは、ジェイソン・デイ(豪)、ジョーダン・スピース(米)の実力者2人とラウンドすることが決定。プレーの内容次第では世代交代の図式まで見えてくる厳しい状況の中、メジャー通算14勝の男がどんな姿を見せてくれるのか? 今後を占う意味でも大切な一戦となる。

 また、この大会は全英オープンの出場権がかかるジ・オープン・クォリファイイング・シリーズ(OQS)の一部でもある。12位タイまでの選手の中から、まだ出場権のない上位4人が本戦切符を獲得するとあって、大舞台を狙う面々のサバイバルレースからも目が離せない。

 次週のザ・グリーンブライヤー・クラシック(7月3?6日/ウェストバージニア州ザ・オールド・ホワイトTPC)、その次のジョン・ディア・クラシック(7月10?13日/イリノイ州TPCディアラン)もOQSとなっているが、できるだけ早く世界最古のトーナメント出場権を得たい男たちの闘志はすでにピークに達している。

 なお、日本勢は出場しない。

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