米チャンピオンズツアーがシーズン中盤の大きな山場を迎える。

　その始まりが現地時間26日に開幕するメジャー第3戦 コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権（ペンシルベニア州、フォックスチャペルGC）だ。ケニー・ペリー（米）が連覇をかけて挑む今大会は、全米シニアオープン（7月10?13日／オクラホマ州、オークツリーGC）、全英シニアオープン（7月24?27日／ウェールズ、ロイヤルポースコールGC）と2週おきに続くメジャー3連戦の初戦にあたる。

　今季もベルンハルト・ランガー（独）が衰えない強さを持ち続けている同ツアーだが、この3試合で結果を残せば一気に主役に躍り出ることが出来るとあって誰もがそのチャンスを虎視眈々と狙っている。その筆頭がペリーだ。昨季はメジャー2勝を挙げるなどして大活躍。今季もメジャー初戦のリージョンズ・トラディションで優勝しているが、現在チャールズ・シュワブカップポイントランキングではランガー、ジェイ・ハース（米）、コリン・モンゴメリー（スコットランド）の後塵を拝して4位に甘んじている。予選ラウンドでは、ランガー、ニック・プライス（ジンバブエ）と同組。目の離せない戦いとなるはずだ。

　一方、シニアPGAで優勝したモンゴメリーはメジャー2連勝がかかるとあってこちらも意欲満々。トム・レーマン（米）やハース、マーク・オメーラ（米）など、実力者がそろう中、欧州ツアーで8度賞金王に輝いた男が実力を発揮すれば面白い。

　尚、井戸木鴻樹は出場しない。