タイガー復帰戦は83位タイ出遅れ…
2014年6月27日(金)午前9:51
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タイガー・ウッズ(米)のツアー復帰戦はなんとか帳尻を合わせるようなスコアになった。
米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナルは現地時間26日、メリーランド州のコングレッショナルCCを舞台に開幕。「3年前に同じコースで行われた全米オープンより難しい」という声も聞こえるコンディションの中で第1ラウンドの競技が行われた。
今年3月のWGC-キャデラック選手権を最後に戦線離脱、3月31日に手術を受け今大会がツアー復帰戦となったタイガーは出だしの10番、11番で連続ボギーを叩く苦しいスタート。14番で1つスコアを戻したものの、その後15番、17番、18番とボギーを重ね前半を終えて4オーバーといきなり出遅れてしまう。
後半も2番、3番とボギーが続き一時は6オーバーまでスコアを落としたタイガーだが、4番のバーディで息を吹き返すと7番、8番の連続バーディで3オーバー74。首位と8打差の83位タイで初日の競技を終えた。「ハードだったのは試合のリズムをつかむこと。アドレナリンが出てプライベートの時よりもボールが飛んでしまう。その感覚をつかむのに時間がかかる」と苦笑いしたタイガー。フェアウェイキープ率は64.29%とそう悪くはなかったがパーオン率は55.56%。パッティングでも苦戦を強いられるなどこの日はショートゲームに苦しんだ。
気になる腰に痛みは初日を見た限りでは問題なさそう。メジャー通算15勝目を狙う全英オープン(7月17?20日/英国、ロイヤル・リバプールGC)まではあと3か月。それまでに試合の感覚と自信も取り戻すことが出来るか。