松山がマスターズ優勝予想14位に 安定のパフォーマンスで初のメジャータイトルにも現実味
2015年4月7日（火）午後4:01
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（写真提供:Getty Images）
現地時間9日開幕の米男子ツアー、マスターズ（ジョージア州、オーガスタナショナルGC）を前に、同大会のパワーランキング（優勝予想）が発表された。日本人唯一の出場となる松山英樹は14位にランクインし、初のメジャータイトル獲得に期待が高まっている。
直近に出場したアーノルド・パーマー招待では21位タイ（通算8アンダー）という結果に終わった松山。マスターズでの自己ベストは、初出場ながらベストアマに輝いた2011年大会の27位タイだが、今季ここまでトップ10入りを5度記録した安定のパフォーマンスが評価される形となった。マスターズ3勝を誇る実力者フィル・ミケルソン（米）の16位も上回っており、念願のマスターズ初制覇も現実味を帯びてきたといえるだろう。
そのなかで優勝候補の最右翼に選ばれたのは、昨年大会で2年ぶり2度目の載冠を果たしたバッバ・ワトソン（米）。ドライビング・ディスタンスで2位につける同選手は、パーオン率についても平均以上の数字を残しており、オーガスタとの相性の良さはこれまでの成績が物語っている。マスターズ初載冠を目指す松山のライバルとして最注目の選手だ。
次点には現在賞金ランキングでトップに立つジミー・ウォーカー（米）が選ばれた。3位には昨季に惜しくもマスターズ史上最年少Vを逃したジョーダン・スピース（米）がランクイン。今大会は偉業達成を逃した同選手にとって雪辱を期す大会でもあり、その意気込みは相当なものに違いない。
4位に入ったのは世界ランキング5位のジェイソン・デイ（豪）。5位以降も同ランク2位のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、同1位のローリー・マキロイ（北アイルランド）とトッププレーヤーが続いた。同17位の松山にとっては格上の選手達ばかりだが、夢舞台"オーガスタ"ではこういった強者を倒さなくてはならない。
石川遼や小田孔明、岩田寛らが無念にも参戦権を逃した今大会。唯一の日本人選手である松山の活躍にはいやがうえにも期待が高まる。
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