石川11位タイ、松山22位タイで決勝Rへ!
2014年7月4日(金)午後7:19
石川遼&松山英樹の2日目はイーブンに終わったが、ほとんどの選手が伸び悩んだこともあり共に順位を上げた。
国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントは4日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。イーブンパー71と共にスコアを伸ばせなかったものの、前日12位タイの石川は通算2アンダー11位タイ、39位タイだった松山は通算イーブンパーの22位タイで決勝ラウンド進出を決めている。
初日まずまずのスタートを切った石川だったが、この日はグリーン上で苦しんで「33」パット(初日は25パット)。ほとんどのホールで2パット、2番、17番では3パット(共にボギー)を喫する。それでも出だしの1番、後半開始の9番、最終18番と要所でバーディを奪い、ジワリと順位を上げた。
対する松山は、9番のチップインバーディで1番、2番の連続ボギーを帳消しにし、ここからかと思われたが後半は1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばすことが出来ず。しかし前日不調だったパットも徐々にアジャスト(33パット→28パット)してきており、3日目以降は大きくスコアを伸ばしていく可能性も十分にある。
通算6アンダー首位に小田孔明、藤本佳則、山下和宏、黄重坤(韓)が並び、1打差の単独5位に谷口徹、さらに1打差6位タイで金庚泰(韓)とハン・リー(米)が追いかける展開。初日トップのデビッド・オー(米)は3つスコアを落として通算3アンダー8位タイに後退した。また、ディフェンディング・チャンピオンの薗田峻輔が通算1アンダーで前日の59位タイから15位タイにジャンプアップ。連覇が見える位置まで順位を上げている。
一方、宮里優作、川村昌弘が通算4オーバー70位タイで予選落ち。日本プロゴルフ選手権大会で復活Vを飾った手嶋多一(通算6オーバー85位タイ)、丸山茂樹、金亨成(韓)、藤田寛之(共に通算7オーバー100位タイ)といった実力者たちも2日目にして姿を消すこととなった。