国内男子
遼、2年ぶりV見えた! 2差単独3位で最終日へ 松山23位タイ
2014年7月5日(土)午後5:40
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石川遼本来のショットのキレが甦り、2年ぶりの優勝を視界にとらえた。
国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントは5日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブで第3ラウンドの競技を終了。前日11位タイまで順位を上げていた石川はこの日、5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマーク。首位の小田孔明に2打差の通算6アンダーで3日目を終え、2012年三井住友VISA太平洋マスターズ以来となるツアー通算11勝目が近づいてきた。
上位は山下和宏が通算7アンダーで単独2位につけ、前日トップタイの藤本佳則が通算5アンダーでハン・リー(米)と並んで4位タイ。平塚哲二が通算3アンダー6位タイに続き、ディフェンディング・チャンピオンの薗田峻輔が通算1アンダー13位タイから追っている。
ムービングデーに会心のゴルフを披露してリーダーボードを駆け上がった石川。「(明日は)優勝だけを考えて、しっかり組み立てていければいいです」と今季初Vに意欲を見せた。
一方、もう一人の注目選手、松山英樹は2バーディ、2ボギーとこの日もスコアを伸ばせず、3日連続となる「71」でホールアウト。「パッティングが入らず苦しい流れでやっていた」とグリーン上でのプレーを課題に挙げ、「まだあと一日あるので、ビッグスコアが出せるように練習します」と最終日での巻き返しを誓った。