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B.ランガー2位タイから逆転狙う! C.モンゴメリーは失速…
2014年7月13日(日)午前11:35
並み居る本命を蹴散らしツアー初優勝を狙うジーン・ソアーズ(米)が後続に3打差をつけ単独トップに躍り出た。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、全米シニアオープンは現地時間12日、オクラホマ州のオーク・ツリー・ナショナルを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日3位タイからスタートしたソアーズがただひとり3日連続60台(3アンダー68)をマークし、通算7アンダーまで伸ばしてトーナメントをリード。念願のツアー初Vに王手をかけた。
ソアーズは皮膚の難病スティーブンス・ジョンソン症候群を克服しツアーを戦う51歳。レギュラーツアー3勝を挙げているが、シニアデビュー以降は昨シーズン2位(タイを含む)に2回入ったものの優勝はまだない。初Vの重圧をはね除け逃げ切れるか注目だ。
しかし、ソアーズの行く手を阻むように後続には実力者が目白押し。3打差の2位タイには目下“最強”のベルンハルト・ランガー(独)とスコット・ダンラップ(米)がつけ、前日までトーナメントを引っ張ったコリン・モンゴメリー(スコットランド)が通算3アンダー単独4位。
さらにレギュラーツアーでメジャー3勝を含む通算34勝を挙げているビジェイ・シン(フィジー)が通算2アンダーでジェフ・スルーマン(米)、マルコ・ドーソン(米)と並ぶ5位タイにつけ、虎視眈々と逆転を狙っている。
尚、日本勢は井戸木鴻樹と奥田靖己が予選で姿を消し、室田淳は棄権を表明している。