国内男子ツアーのダンロップ・スリクソン福島オープンは26日、福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。プラヤド・マークセン（タイ）が通算24アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー通算5勝目を挙げた。

　トップと2打差の3位タイからスタートしたマークセンは、立ち上がりの1番でバーディを奪うなど、前半だけで4バーディをマーク。サンデーバックナインに入っても勢いは衰えず、最終的にノーボギーの9アンダー63と圧巻のプレーを披露。鮮やかな逆転優勝で、2013年のタイランドオープン以来となる勝利を飾った。

　通算23アンダーの単独2位には、単独首位から出た宋永漢（韓）。通算20アンダーの3位タイには、宮里優作と張棟圭（韓）が入った。ディフェンディング・チャンピオンの小平智は通算19アンダーで藤田寛之らと並び、5位タイとなっている。

　また、久々の国内ツアー参戦となった松山英樹は、最終日に猛チャージ。2番から連続ボギーを喫したものの、直後の4番から4連続、さらに13番からは5連続バーディを奪い、10バーディ、2ボギーの8アンダー64を叩きだし、通算18アンダー9位タイで大会を終えている。

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