昨季年間王者が本領発揮! K.ペリーが「63」で首位に浮上
2014年8月3日(日)午前10:21
米チャンピオンズツアーの3M選手権は現地時間2日、ミネソタ州のTPCツイン・シティーズを舞台に第2ラウンドの競技を終了。2打差の単独6位からスタートしたケニー・ペリー(米)が、9アンダー63の猛チャージで単独首位に浮上した。
昨年はメジャー2勝を含むシーズン3勝を挙げ、見事年間王者に輝いたペリー。迎えた今シーズンはメジャー初戦のリージョンズ・トラディションで勝利を挙げたものの、ライバルのベルンハルト・ランガ?(独)やルーキーのコリン・モンゴメリー(スコットランド)らに押される展開が続いていたが、この日はそれを払拭するようなプレーを見せた。
アウトから出ると前半の9ホールで4バーディを奪取。後半も17番までにさらに3バーディを重ね、最終18番のイーグルで前日トップのマルコ・ドーソン(米)を鮮やかにかわしてトップに立った。ここまでチャールズ・シュワブカップポイント&賞金レースでともに5位と満足のいく前半戦とはいかなかったペリーだが、ここでシーズン2勝目を挙げて後半戦は勢いに乗りたい。
その他上位は、通算15アンダー単独2位にドーソン、通算13アンダー3位タイにランガー、ジェフ・マガート(米)、ジーン・ソアーズ(米)、ゲイリー・ホールバーグ(米)。通算12アンダー7位タイにビジェイ・シン(フィジー)、ジョン・クック(米)が続いている。
ディフェンディング・チャンピオンのトム・パーニスJr.(米)は5アンダー67とスコアを伸ばしたものの上位争いについていけず、マーク・オメーラ(米)と並ぶ通算8アンダー22位タイ。現在チャールズ・シュワブカップポイントレースでランガーに次ぐ2位につけるモンゴメリーは、イーブンパー72とスコアを伸ばせずに通算2アンダー58位タイに後退した。