米チャンピオンズツアーの3M選手権は現地時間3日、ミネソタ州のTPCツイン・シティーズを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ベルンハルト・ランガ?（独）の猛烈な追い上げを受けたが、最終18番でバーディを奪ったケニー・ペリー（米）が通算23アンダーで逃げ切りシーズン2勝目を挙げた。

　この日も序盤から快調にスコアを伸ばしたペリーだが、賞金＆チャールズ・シュワブカップポイントレースをリードするランガーに9アンダー63と追い上げられ、最終18番を残して通算22アンダーで並ばれてしまう。それでも最終18番で5メートルのバーディパットを沈めて、今季メジャー初戦のリージョンズ・トラディション以来となる勝利を挙げた。

　ランガーが単独2位。以下上位陣は通算20アンダー3位タイにジェフ・マガート（米）、ジーン・ソアーズ（米）、マルコ・ドーソン（米）の3人。通算16アンダー7位タイにジョン・クック（米）、ビジェイ・シン（フィジー）が入った。ディフェンディング・チャンピオンのトム・パーニスJr.（米）は通算12アンダー20位タイ。

　一方、初日（70）、2日目（72）となかなかエンジンのかからなかったコリン・モンゴメリー（スコットランド）は最終日にして60台（69）をマーク。だが時すでに遅く、通算5アンダー47位タイに止まった。