ライバル2人に明暗… タイガー予選落ち危機「少し痛みがある」
2014年8月8日(金)午前11:59
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タイガー・ウッズ&フィル・ミケルソン(ともに米)のライバル2人が同組となることで注目された今年の全米プロゴルフ選手権(現地時間7?10日/ケンタッキー州バルハラGC)だが、大会初日は明暗を分けた。
まず好スタートを切ったのがミケルソン。インから出ると11番でボギーを先行させたものの12番で約4メートルのパットを沈めて最初のバーディ。その後は1バーディ、2ボギーとなかなか波に乗り切れない展開が続いたが、後半に入るとギアを一段上げて3バーディ(ノーボギー)を奪い一気にスコアを伸ばした。初日を終えて2アンダー69は首位と4打差の20位タイ。
大会終了後に決まるライダーカップ(9月26?28日/スコットランド、グレンイーグルス)米国代表チーム入りを目指すミケルソン。同大会出場者を決めるポイントランキングでは現在10位と自動選出の9位以内にはあとひと踏ん張りが必要だが「最終的に権利をつかめると信じている」と強気の姿勢を崩さなかった。
対照的な結果となったのがタイガー。16番でグリーン外から30メートル越えのアプローチを直接沈めたシーンではガッツポーズを見せたが結局バーディはこれだけ。前後半ともに2ボギーずつを叩いて3オーバー74の109位タイと出遅れた。前週背中から腰にかけての痛みを訴え今大会の出場も危ぶまれたタイガーだったが大会前日に現地入り。だがまだ「少し痛みがある」ようでこの日はショット、パットともに精彩を欠いた。
≪全米プロゴルフ選手権 特設ページ≫
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