タイガーは予選落ち… P.ミケルソンと2日連続で明暗分かれる
2014年8月9日(土)午前11:37
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全米プロゴルフ選手権(ケンタッキー州バルハラGC)の初日を終えて、その結果に明暗がはっきりとしまったタイガー・ウッズ(米)とフィル・ミケルソン(米)だが、現地時間8日に行われた2日目の結果はさらに両者を分けることとなってしまった。
3オーバー74の109位タイからスタートしたタイガーは、予選突破のために一つでもスコアを伸ばさないといけない状況だったが、前半9ホールで2ボギー、1ダブルボギーと逆にスコアを落としてしまう。結局、14番までバーディが奪えない状況が続き、最終18番でなんとか1つスコアを戻してホールアウトしたが、この日も3オーバー74の通算6オーバーで、予選落ちとなってしまった。
タイガーは「タフな状況だった。多くのショットを打った、長い一日だった」とコメント。怪我については「痛いよ、もちろん痛い」としながらも、「ただプレーしないといけなかったから」と話した。全米プロゴルフ選手権での予選落ちは、タイガーのキャリアにおいて2011年以来2回目となった。
一方、初日を2アンダー69の20位タイで終えていたミケルソンは、4番をボギーとしてしまうものの7番、9番でバーディを奪い、前半は1アンダーで折り返す。後半も1つスコアを伸ばした状態で迎えた最終18番では2オンに成功し、約9.5メートルのパットも沈めてイーグルフィニッシュ。この日4アンダー67で回り、通算6アンダーの7位タイで2日目を終えた。
首位を走るローリー・マキロイ(北アイルランド)を3打差で追うが、ミケルソンは「中盤のホールでは我慢が続いたけど、とてもいい日だった。マキロイはとてもいいプレーをしているから、捉えるのは難しいと思うけど、週末に向けていいポジションにつけたと思うよ」と、週末の優勝争いに向けて自信を見せた。
≪全米プロゴルフ選手権 特設ページ≫
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