国内男子ツアーの今季メジャー初戦、日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯が埼玉県の太平洋クラブ 江南コースで14日からの4日間で行われる。日本プロゴルフ協会（PGA）主催の同大会は1926年創設と歴史が古く、名実ともに日本プロゴルフ界の頂点を決める大会だ。

　昨年は当時45歳の手嶋多一が3日目に単独首位に立ち、7年ぶりのツアー優勝を達成。前戦の中日クラウンズで5位タイと調子を上げており、今年もひと波起こしそうな雰囲気だ。その手嶋は同じくベテランで実力者の藤田寛之、そして李京勲（韓）と初日を回る。

　このほか、注目はホストプロの池田勇太、そして好調のI・J・ジャン（韓）と山下和宏が揃う組。先週に祖父を亡くした池田が今大会にかける意気込みは強い。中日クラウンズを4打差で制したジャン、そして同大会で2位タイに入った山下はメジャーでも上位に顔を出してくるだろう。

　また、小田孔明は谷口徹、近藤共弘とラウンドすることが決定。最終日に一時リードを奪いながら、手嶋に逆転を許した昨季大会の雪辱を狙う。

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