JGTOメンバー14名が出場するNZオープン 初出場の宮里優「優勝争いしたいですね!」
2015年3月11日(水)午後1:24
(写真提供:Getty Images)
豪州ツアーの主管競技、2015 BMWニュージーランドオープンは現地時間12日、ミルブルックリゾートと、ヒルズコースを舞台に開幕。第1回大会が1920年開催と長い歴史を持つ同大会は、昨年から日本ゴルフツアー機構(JGTO)とパートナーシップ契約を結んでおり、多くのJGTO選手が出場を予定している。
今年は、岩田寛、竹谷佳孝、宮里優作、武藤俊憲、山下和宏、薗田峻輔、谷口徹、貞方章男、上井邦裕、矢野東、伊藤誠道、川根隆史、デビッド・オー(米)、I・J・ジャン(韓)の14選手がエントリー。国内の本格シーズンを前に、ニュージーランドの地で2015年に勢いをつける金星を狙っている。
岩田は「結構グリーンで傾斜がすごいところ、ウェッジで打っても難しいところがある。グリーンは日本のものより固い」と今年の状態を分析。「短いけど狭い。行くのか、刻むのか。傾斜を使いながらピンに寄せるのか、デッドにいくのか。考えることが多い」とコース攻略に相当頭を悩ませているようだ。
昨年11月のWGC-HSBCチャンピオンズで、優勝争いを繰り広げた岩田の注目は現地でも高く大会前には現地紙の取材も受けたんだそう。自分が思っていた以上の期待に「やりずらい」と話した岩田だが、「4日間やりたい。(こういった状況にも)早く慣れたいです」と、今大会への目標を語った。
一方、これが初のニュージーランドだという宮里は「素晴らしいところですね。来てみないとやっぱり分からない」と、すでに同地の魅力に取りつかれているよう。大会に向けては「初めてなので挑戦するつもりでコースに当たっていきたい。優勝争いしたいですね!」と、結果にこだわる姿勢を見せた。
また、前週のホールデン・ニュージーランドPGA選手権で、5位タイフィニッシュを果たした矢野の注目選手の1人。2008年にはシーズン2勝を挙げ、賞金ランキング2位に入った同選手だが、それ以降は満足のいく結果を残すことが出来ず、昨季は賞金ランク85位で2003年から守り続けたシード権を喪失していた。
昨年12月のファイナルQTで28位となり、今季はリランキングまでの出場権は確保したが、厳しい状況は変わらない。それでも復活を期す2015年最初の大会で、まずまずの結果を残したのは本人にとって自信となったはず。2週連続の上位入りで、大きな自信を持ってシーズンインするためにも、今週は重要な1戦となってきそうだ。
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BMWニュージーランドオープンは全ラウンド独占生中継!
ニュージーランドNo.1リゾートとも呼び声の高いミルブルックリゾート。起伏に富んだ、雄大なニュージーランドの大地に広がるヒルズコースで選手たちを待ち構えるのは、特徴的なバンカーをはじめとするハザード群だ。世界の舞台を視野に入れるJGTO選手たちが、オーストラリア勢を相手にどのような戦いを見せるか、注目だ!
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