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　米チャンピオンズツアーの今季メジャー最終戦 全英シニアオープン（英国、サニングデール）は現地時間26日、順延となっていた第3ラウンドと最終ラウンドの競技を行い、マルコ・ドーソン（米）が通算16アンダーで優勝。ディフェンディング・チャンピオンのベルンハルト・ランガー（独）はわずか1打及ばず連覇を逃している。

　昨季大会は4ラウンドすべてで60台をマークし、後続に13打差の歴史的大勝を飾ったランガー。トップに1打差の3位タイから出た第4ラウンドは前半をボギーなしの3バーディでプレー。さらに後半も11番から連続バーディを奪取し、最終18番でもバーディを奪ったが、6アンダー64のラウンドで単独2位（通算15アンダー）に終わった。

　一方、優勝したドーソンは首位タイから出た最終ラウンドを2イーグル、5バーディ、3ボギーの6アンダー64でラウンド。最終ホールで劇的なバーディパットを沈めて栄冠に「信じられないよ」と感情をあらわに。今年3月のトゥーソン・コンキスタドーレズ・クラシックまでレギュラーツアーでは400戦以上勝ち星のなかった51歳が、今季2勝目をメジャーの大舞台で飾っている。

　以下、コリン・モンゴメリー（スコットランド）が通算13アンダー単独3位、ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）が通算11アンダー単独4位。さらにフレッド・カプルス（米）が通算8アンダー5位タイに入り、今季メジャー2勝のジェフ・マガート（米）が通算7アンダー7位タイとビッグネームが上位を独占した。（STATS-AP）

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